●1音の時間的長さ2026年06月06日 04:43

●1音の時間的長さ
 日本語では音の時間的な長さは皆等しいと思われている。しかし長音「-」、促音「っ」、撥音「ん」の長さは少し短い。
面白いことにロシア語では普通の音と短い長音とは別の文字をあてている。チャイコフスキーはЧайковскийと書く。
「キ」は「ки」と書き、後ろの長音「-」は「й」と書く。「й」は短い「и」という文字である。

●格助詞「の」を含んだ連語2026年06月05日 08:21

●格助詞「の」を含んだ連語
 日本語の語彙の少なさを補完するために複数の用語を「の」ではさんで、まとめて一つの用語にした連語がある。これも慣用句と言って良いのかもしれない。

 構成している用語は、単独で用いたときとは違った意味を持っている。
  阿吽の呼吸
  手のひら
  パンの耳
  諸刃の剣
  百薬の長
  火の車
  終の住処

●並列助詞「たり」を含んだ連語2026年06月05日 04:39

●並列助詞「たり」を含んだ連語
格助詞「の」を含んだ連語に続いて、並列助詞「たり」を含んだ連語もある。
 対比する用語をまとめて、概念を表したものである。一つの用語のように扱う。
  売ったり買ったり    売買
  見たり聞いたり     見聞
  飲んだり食ったり    飲食

●慣用句2026年06月03日 07:57

●慣用句
 単語の本来の意味とは異なる特定の意味を慣習的に表す決まり文句である。
 まとめて一つの用語のように働く。
 構成している用語は、単独で用いたときとは違った意味を持っている。
 古い言葉だけでなく新しく発生する慣用句もある。
  サーバーを立てる
  スタートラインに立つ
  ハードルが高い
  話がピーマンだ
  ハンドルを切る
 逆に削除するべき慣用句もある。
  麻疹みたいなもの
 また、慣用句が結合価を持ち、前の文節の受けになることもある。
  彼がサーバーを立てる

●形式名詞2026年06月02日 04:45

●形式名詞
 連体修飾格を連用修飾格に変える。付属語なので平仮名で書く。
  動く     連体修飾格
  動くことが  連用修飾格

 形式名詞「の」   昔は準体助詞と言われてものである。
  「書いたのが売れた」 「もの」の「も」が省略された。
  さらにこの「の」が 穏便で撥音(ん)になることもある。
  「書いたんが売れた」

●文節の受けの性質2026年06月01日 04:45

●文節の受けの性質
 文節の受けの性質は、文節の先頭の用語の品詞ではなく、文節の最後に付いている付属語によって決まる。
  連用 動き、   
  連用 動く。   
  連用 動きます。 
  連用 動いた。  
  連体 動きが、  
  連体 動きの   
  連用 抽象化する。
  連体 抽象化が、

●構文解析2026年05月30日 04:59

●構文解析
 文節の係り受け関係を解析するもので、「係り受け解析」とも言われる。
 この仕事をやってみて、日本語には主語がないことを感じた。
 次の簡単な関係に注目して解析する。
 連体修飾格は、ほぼ直後の体言に係る。
 連用修飾格は、用言に係る。文節には強さがあり、自分よりより弱い文節には係らない。
    文節末        強さ
   格助詞、副詞、副助詞  1
   接続詞 接続助詞    2
   文末 終助詞、     3

●否定の「ない」2026年05月29日 04:30

●否定の「ない」
 助動詞と形容詞の2種類ある。またアクセントも違う。丁寧な言い方に変えたときに違いが出る。
  動かない 助動詞 「な」の音が低い。動きません 動かず
  花がない 形容詞 「な」の音が高い。花がありません  
 「ない」があっても否定とは限らない。
  もったいない
  やむをえない
  ないでもない   二重否定

●助数詞2026年05月28日 04:59

●助数詞
 音声で読み上げるのに非常に複雑である。
 前の数値によって、連濁するだけでなくアクセントも変化する。地方によっても異なる。
 十、百、千、万、億などの桁も助数詞である。
 また小数点も読み方に影響を与える。
  1本    イッポン
  2本    ニホン
  3本    サンボン
  300本  サンビャッポン
  22    ニジューニ
  22.22 ニジューニーテンニーニー

●並立助詞2026年05月27日 05:02

●並立助詞
 名詞などを対等な関係でつなぐ。
  と、とか、か、や、も、だの、だろうが、なり、たり、やら、の
 前後を入れ替えることもできる。
  AとB = BとA

 これまで助詞について述べて来たが、この他に助詞に似た働きをする連語がある。
  ならでは
  まだしも
  といえども