日本語の文法2014年04月29日 10:57

動詞の活用などの日本語文法を今学校では何年生で教えているのでしょうか。
本屋で中学校や高等学校の現代国語の参考書を見るのですがどこにも載っていません。
私は中学1年生のときに習いました。
この商売をしていて、保坂弘司著 国文法表覧 学燈社の本にお世話になりました。
手元にある本は2冊目ですが、値段は350円と書いてあります。

コメント

_ 亀田雅之 ― 2018年11月08日 13:45

2014年4月の書き込み、既に4年半が経っているので、覚えておられるかわかりませんが、たまたま「国文法表覧 保坂弘司 学燈社」で検索していたら、この表紙の写真に出会い、思わず書いています。

この「国文法表覧」、私も中学1年で使いました。現在、65歳です。
「コンピューターでの日本語処理を35年以上」とのこと。私も最初に自然言語処理に関わったのが、1982-3年頃(30歳位)なのでちょうど同じくらいです。
10年程経った40歳前後に、独自に日本語の形態素解析/構文解析ツール※を開発したのですが、その時、この冊子を引っ張り出してきて、品詞や活用、用法を参考にしました。
時は流れて、10年くらい自然言語処理から離れたまま、大病をしたこともあって62歳で退職したのですが、その後(この2-3年)、今はやりのAIがらみの自然言語処理に復帰しました。2か月ほど前に、家の片隅に、埃を被った当時の資料とともに、この「国文法表覧」を見つけ懐かしくなっていました。さらに、この2、3週間、いくつか日本語文法の本をレビューしている中、この冊子を改めて眺めてみると実によくまとまっている!
当時から背表紙がぼろぼろでバラバラになりそうだったので、今日、テープで補強するとともに、スキャンなどしていたのですが、著者の保坂さんとはどんな方かと検索したり(当然ながらはるか昔1983年に亡くなっていましたが、学燈社設立者、昭和女子大学名誉教授でした)、この冊子は発行年月日も書いていないので、検索したところでした(1960年発行/50円/50数ページということなので、手持ちの冊子はかなりの改定版のようでした)。

長々と書きました。

ありがとうございました。
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※「軽量・高速な日本語解析ツール『簡易日本語解析系QJP』」
  [亀田; 言語処理学会 第1回年次大会 発表論文集, pp.349-352 (1995)]
http://kmcs.nii.ac.jp/nlp_annual/nlp1995-P1-01/

_ 亀田雅之 ― 2018年11月08日 14:16

国分さん

失礼しました。

「国文法表覧」の表紙ばかりに気をとられていて、こちら
http://www.asahi-net.or.jp/~wd2y-kkb/
を見ていませんでした。

構文解析も作られているのですのでね。

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