●文節の受けの性質2026年06月01日 04:45

●文節の受けの性質
 文節の受けの性質は、文節の先頭の用語の品詞ではなく、文節の最後に付いている付属語によって決まる。
  連用 動き、   
  連用 動く。   
  連用 動きます。 
  連用 動いた。  
  連体 動きが、  
  連体 動きの   
  連用 抽象化する。
  連体 抽象化が、

●形式名詞2026年06月02日 04:45

●形式名詞
 連体修飾格を連用修飾格に変える。付属語なので平仮名で書く。
  動く     連体修飾格
  動くことが  連用修飾格

 形式名詞「の」   昔は準体助詞と言われてものである。
  「書いたのが売れた」 「もの」の「も」が省略された。
  さらにこの「の」が 穏便で撥音(ん)になることもある。
  「書いたんが売れた」

●慣用句2026年06月03日 07:57

●慣用句
 単語の本来の意味とは異なる特定の意味を慣習的に表す決まり文句である。
 まとめて一つの用語のように働く。
 構成している用語は、単独で用いたときとは違った意味を持っている。
 古い言葉だけでなく新しく発生する慣用句もある。
  サーバーを立てる
  スタートラインに立つ
  ハードルが高い
  話がピーマンだ
  ハンドルを切る
 逆に削除するべき慣用句もある。
  麻疹みたいなもの
 また、慣用句が結合価を持ち、前の文節の受けになることもある。
  彼がサーバーを立てる

●並列助詞「たり」を含んだ連語2026年06月05日 04:39

●並列助詞「たり」を含んだ連語
格助詞「の」を含んだ連語に続いて、並列助詞「たり」を含んだ連語もある。
 対比する用語をまとめて、概念を表したものである。一つの用語のように扱う。
  売ったり買ったり    売買
  見たり聞いたり     見聞
  飲んだり食ったり    飲食

●格助詞「の」を含んだ連語2026年06月05日 08:21

●格助詞「の」を含んだ連語
 日本語の語彙の少なさを補完するために複数の用語を「の」ではさんで、まとめて一つの用語にした連語がある。これも慣用句と言って良いのかもしれない。

 構成している用語は、単独で用いたときとは違った意味を持っている。
  阿吽の呼吸
  手のひら
  パンの耳
  諸刃の剣
  百薬の長
  火の車
  終の住処

●1音の時間的長さ2026年06月06日 04:43

●1音の時間的長さ
 日本語では音の時間的な長さは皆等しいと思われている。しかし長音「-」、促音「っ」、撥音「ん」の長さは少し短い。
面白いことにロシア語では普通の音と短い長音とは別の文字をあてている。チャイコフスキーはЧайковскийと書く。
「キ」は「ки」と書き、後ろの長音「-」は「й」と書く。「й」は短い「и」という文字である。

●係り受け2026年06月08日 09:24

●係り受け
 「終焉」という係の言葉に対する受けとしては「迎える」「の時を迎える」「告げる」などという言葉が思いつく。慣用句とまでは行かないが、このような「係り」と「受け」の良く出てくる組み合わせがある。
 10,000組を集めた。受けの順にソートしたファイルも用意してある。
 国分辞書群  https://github.com/kokubuyoshihiro/japanese-dictinary